2020年度高圧ガス保安協会認定検査事業者講習会開催に係るWeb講習の開催について(一部訂正20201008)
JLPA会員 各位
一般社団法人日本エルピーガスプラント協会
専務理事 明石 恒和
1. はじめに
今年3月以降蔓延を続ける新型コロナウィルス感染拡大により、多くの講習、研修が開催されない状況が続きました。
また、今般首都圏を中心に感染拡大の様相にあり、今秋から冬季にかけても感染の再拡大が懸念され、今年度講習会実施時期までには、収束を望めないものと考えております。
このことを背景に、当協会では、高圧ガス保安協会認定検査事業者(以下 検査事業者 という。)向けに開催する、「高圧ガスプラント検査技術者講習(A種検査員更新講習)(以下 A種更新講習という。)」及び「高圧ガスプラント検査技術者講習会(A種検査員新規講習)(以下 A種新規講習という。)」のWeb講習での開催をご案内するものです。
2. 目的
検査事業者向け上記2つの講習会の特徴として、毎年開催日程、開催場所が固定されており、「A種検査員更新講習」は、検査員資格維持のためには欠かせない講習であるため、検査員資格逸失を回避することを目的とし、また、「A種検査員新規講習」は、検査員数維持と検査事業者の継続を目的とします。
3. 開催時期
開催時期は、本年度の開催予定日と同日に開催します。
3.1 A種更新講習(1日間講習)
2020年12月 3 日(木)又は12月8日(火)
3.2 A種新規講習(2日間講習)
2021年 2 月25日(木)及び26日(金)
3.3 検査事業者への開催時期の通知と開催方法の通知
次のとおり通知します。
(1) 2020年9月3日(木)開催予定の、2020年度第1回JLPA検査事業者委員会において、出席者各位(委員及び7地区ブロック会の幹事)に通知します。
(2) 2020年9月3日(木)上記委員会終了後、e-Mailにより全ての検査事業者各位に対し、開催に係る日程、受講方法を通知します。
(3) 2020年9月4日(金)e-MailによりJLPA会員各位へ通知します。(毎年、受講を希望する会員があるため)
(4) 2020年9月4日(金)JLPAホームページに掲載し通知します。
(5) JLPA機関誌「LPガスプラント(2020年秋季号:10月20日発刊予定)」に掲載し通知します。
3.4 開催案内
開催案内は次の時期にJLPAホームページに掲載します。
(1)「A種検査員更新講習」:2020年10月 5 日(月)
2020年度に有効期限が満了する検査員には、受講責任者に通知します。
(2)「A種検査員新規講習」:2020年12月18日(金)
4. 受講申込について
上記講習会に係る申込、受講料の取扱いは次によります。
4.1 Web申込システムの活用
JLPAホームページから申込画面(イベントペイ※)に案内します。
※:メタップスペイメント㈱が運用している申込システム
4.2 受講までの流れ
後日ホームページに掲載する「Webによる講習会申込・決済までの流れ」をご参照ください。
4.3 受講者各位の支払方法
支払は、次のクレジットカード、コンビニ及びATMで可能です。
(1) クレジットカード:VISA, MasterCard, JCB, AMEX, ダイナーズ
(2) コンビニ:LAWSON, FamilyMart, サークルK, サンクス, MiniStop, Seicomart
(3) ATM:ペイジー(Pay-easy)
4.4 支払に係る手数料
220円/1名
4.5 受講料、カリキュラム
受講料及びカリキュラムは、後日ホームページに掲載する「A種検査員講習開催案内」(A種検査員更新講習及びA種検査員新規講習)をご参照ください。
5. 「A種検査員更新講習」及び「A種検査員新規講習」に係る受講責任者について
講習会の受講に際し、複数受講の場合は、原則として検査事業者の「検査統括者」を受講責任者と位置付けます。また、単独で受講する場合は、受講者が受講責任者となりますので、受講責任者は、次の書類をJLPA事務局に送付していただくこととします。
5.1受講申込書の受講責任者欄への表記
1つの事業所で、単独受講する場合と複数で会議室等に集合して受講する場合がありますが、それぞれ単独と複数受講をそれぞれ受講ユニットとして区分し、それぞれの受講申請を行っていただくこととします。
5.2 受講票の受領と管理
受講票は、それぞれの受講ユニットの受講責任者に、受講申込いただいた「イベントペイ」より送信されます。複数名を受講責任者が申し込まれた場合は、受講票は受講責任者に上記項目が送付されますが、JLPA事務局では、改めて受講者各位に上記項目を送付します。
5.3「効果測定」及び「修了試験」(以下 試験等 という。) の解答用紙の提出について
(1)単独受講の場合
受講者は、試験等終了後30分以内に、JLPA事務局にMail又はFAXで解答用紙を提出します。
(2)複数で受講の場合
受講責任者は、試験終了後解答用紙を回収した後30分以内に、JLPA事務局にMail又はFAXで解答用紙を提出します。
6. 開催方法
ZOOMシステムを活用した、Web講習を行います。
6.1 配信手段
ZOOMのセミナーソフトを活用します。
詳細は、後日ホームページに掲載する「Web講習(ZOOM)での受講要領(2020.09)」を参照願います。
6.2配信に係る環境確認と整備
次のとおり実施します。
(1) 受講責任者に対し、ZOOMシステム受信が可能であることの確認と、環境整備を依頼します。受講可能とは、主催者から配信された講義内容を、映像及び音声で受信できること及び受講している状況を主催者(講師)から確認できる環境にあることをいい、一般的には、インターネットに接続できるノートパソコン(スピーカー、カメラ付)又は、音声機能(スピーカー)及び映像確認機能(カメラ)を附属したデスクトップパソコンが設置されていることをいいます。
(2) 環境整備が不可能な検査事業者については、当該受講責任者に対し、所属する地区ブロック会に協力を求め、ブロック会毎に1ヵ所に集合し受講が可能となるなどの整備を依頼します。(例として地区ブロック会を採り上げましたが、複数の検査事業者での整備も可能です。)
(3) 受講者が複数名の事業者には次の項目を追記します。
1) 単一の画面で受講できる環境であること(尚プロジェクター及びスクリーンの準備がなくとも、同一会場で各受講者がそれぞれパソコンを使用して受講することで、受講者全員の確認が可能となります。)
2) 主催者側から全ての受講者が確認できること。JLPA事務局より複数の受講者全員を確認できることが必要となります。
((3)の1)のケースでは、受講者全員を確認可能です。)
3) 新型コロナ感染予防策として、受講者同士は極力離れていること(例として、一般的なテーブル(45㎝×180㎝)の両端に着席するなど)。
4) 受講中は、私語は行わないこと。
5) 講習に先立ち、受講責任者に対しJLPA事務局より、事前にWeb環境の確認を行うこと。
6.3 受講方法について
次の内容について文書化し周知します。
(1) 開催案内の送付
開催案内には次の項目を表記します。
1) Web講習であることを明記
2) 検査事業者の検査技術者資格取得のための講習であることを明記
3) 開催日時
4) 時間割
5) 受講場所の選択、注意事項(所属事業所で受講できない場合を想定します。)
6) 修了試験及び効果測定の実施方法
① A種更新講習における効果測定の方法
② A種新規講習における修了試験の方法
7) 受験料及び受験料振込の方法
8) 受講方法(受信環境の確認方法、ZOOMへのアクセス方法)
9) 受講申込に添付又は表記する項目・内容の説明に係る文書を添付します。
本講習会では、「イベントペイ」の書式によりWeb上でお申込みいただきますが、検査事業者向け「A種検査員更新講習」及び「A種検査員更新講習」の性格上、「受講者」ご本人確認の必要がありますので、「様式」をダウンロードの上、次の項目を記入いただき、郵送又はMail添付にて、JLPA事務局にお送りください。
① 受講者の氏名、生年月日、所属、連絡先(TEL、FAX) ② 受講者の写真 ③ 受講者のe-Mailアドレス ④ 受講者への連絡が確実にできる担当者及び連絡先
(2) 講習
講習は、当協会の規程に基づき実施します。
(3) 受講
1) 受講票の送付
受講票は、それぞれの受講ユニットの受講責任者に、受講申込いただいた「イベントペイ」より送信されます。受講票への表示は次のとおりです。
① 講習名 ② 受講日 ③ 受講者名 ④ 受講番号 ⑤ パスワード
複数名を受講責任者が申し込まれた場合は、受講責任者のMailに上記項目が送付されますが、改めてJLPA事務局より受講者各位に上記項目明記した受講票を送付します。
2) 受講に係る注意事項について
注意事項として次の項目を明記します。
① 受講(受付)確認
JLPA事務局は、受講責任者又は会場の受講責任者に対し確認します。(受講者単独の場合は、受講者がパソコン(又はモニター)前に着席していること及び受講票添付写真により受講者を確認した時点で受講を受け付けること。)
② 遅刻による受講単元の失効
各講義開始後15分以上経過した後は、遅刻とみなし、受講単元が失効し、後日、当該単元の補習講習を受講する必要が生じること。
③ 離席による受講単元の失効
JLPA事務局側の都合により通信が途絶え、受講状況が確認できない場合を除き、受講者の表示が5分間以上停止した場合は離席とみなし、受講単元が失効し、後日、当該単元の補習講習を受講する必要が生じること。
④ 講習テキストは、講習日の1週間前までに受講者に届く様に送付すること。
⑤ 受講終了後、「A種更新講習」では効果測定(講義内容の理解度を確認する。)を実施し、「A種新規講習」では、修了試験試験を実施すること。「効果測定」及び「修了試験」用紙は、「講習」終了時に、JLPA事務局より配信しダウンロードし解答すること。解答用紙は、「効果測定」又は「修了試験」終了後、30分以内に、Mail又はFAXでJLPA事務局宛に返送すること。
7. 修了試験等の実施
「A種更新講習」及び「A種新規講習」終了後次の「効果測定」又は「修了試験」を実施します。
7.1 効果測定
効果測定は、「A種更新講習」受講者に対し次のとおり実施します。
(1) JLPA事務局より、受講責任者に「効果測定」用紙を配信(または、FAXで送信)した後、「効果測定」の開始時刻を伝えます。
(2) 解答用紙の配付
「効果測定」(解答欄付き)は、講習会開催日に、受講責任者のMailアドレス宛に、JLPA事務局より配信します。受講責任者はダウンロードし準備します。予め、FAXでの受領を希望した方には、FAXで送付します。
(3) 講習テキストの閲覧
「効果測定」は、A種更新講習で使用したテキストを確認しながら解答できることを通知します。
(4) 開始の合図
開始時刻になったら、解答時間が30分であることを伝え「開始」を通知します。
(5) 終了の通知
開始後25分を経過した後、「残り時間が5分」であることを通知します。開始後30分経過した時点で、終了を通知します。
(6) 解答用紙の送付
解答用紙は、効果測定終了後30分以内に、JLPA事務局にMail又はFAXで送付するよう通知します。また、解答用紙は、受講責任者が取りまとめ送付することとし、解答用紙の確認欄には、受講責任者印を押捺したものを送付する旨通知します。
(7) 受講修了証の交付
「受講修了証」は、JLPA事務局が受理した後、郵送で交付します。
7.2 修了試験
修了試験は、「A種新規講習」受講者に対し次のとおり実施します。
(1)「修了試験」の「問題集」及び「解答用紙」は、講習会最終日の15時までに受講責任者のMailアドレス宛にJLPA事務局より配信します。
(2) 「修了試験」では、配布した次のテキスト類を閲覧することができることを通知します。
1) 高圧保安協会が配付した、
○「高圧ガスプラントの検査に必要な高圧ガス保安法令の知識」
○「KHK認定検査事業者制度と認定検査事業者の責任等」
2) ガスプラント検査における非破壊検査技術について(非破壊検試験技術の基礎知識)
3) LPガスプラント検査基準(JLPA 501)
4) LPガスプラント検査技術者必携(第1~第6分冊:第2分冊を除く)
なお、講師が作成し配布した、パワーポイント資料等は閲覧できないことを通知します。
(3) 開始の合図
開始時刻になったら、解答時間が60分であることを伝え「開始」を通知します。
(4) 終了の通知
開始後55分を経過した後、「残り時間が5分」であることを通知します。開始後60分経過した時点で終了を通知します。
(5) 解答用紙の送付
(6) 解答用紙は、修了試験終了後30分以内に、JLPA事務局にMail又はFAXで送付するよう通知します。また、解答用紙は、受講責任者が取りまとめ送付する旨通知します。
(7) 受講修了証の交付
「受講修了証」は、JLPA事務局が受理した後採点し、合格点(70点以上)に達した受講者に対し郵送で交付します。
以上